「保険」は身を守ってくれる強い味方。
上手に活用したいと思うものの、様々な種類と補償があって選択肢が多い分だけに、身近なようで少し難しいもの、何からどのように相談したらよいかわからないもの、そんな風にも感じがちではないでしょうか。
火災保険、入るタイミング&見直すタイミング
愛知県一宮市にある損害保険代理店 株式会社エルフォース 代表 鶴田佳恵さんにお話を伺いました。
◾入るタイミング
鶴田さん「家を買った時、借りた時が多いようです」
◾見直すタイミングは?
鶴田さん「【保険満期】の時がほとんどではないでしょうか。
また、災害時に意識が高まりやすいですね。2019年は、千葉の台風の後「水災」に関して補償があるのかを不安に思い、ご自身の契約を再確認したいという方も多かったように思います。
同じように、大きな地震があった後などに見直しをされた方も多かったです。
火災保険の料率改定の発表があったときなども、今のうちに、今の料率で長くかけておきたいという方もいらっしゃいます。」
そもそも「火災保険」とは?
鶴田さんは言います。
「昔から怖いものを表現するのに「地震・カミナリ・火事・オヤジ」と言いますが、オヤジを泥棒と置き換えてみると、これらに備えることができると言えますね。
つまり、「人が恐れるものから守られる」「恐れを軽減できる」。
家をもう一度買う
台風で修理が必要になった
などという経済的損失から「くらし」を守るためのものが保険です。
入るとどんな安心が得られる?
「自動車保険での車両保険は車の残存価値にしか保険はかけられませんが、
家は残存価値ではなく、今と同じ暮らしをするために「再調達」という考え方をして、ご加入していただき
ます。
火災や地震などが起きた時、「再出発」をするとしたら?と聞くと十人十色の返事が返ってきます。
「もう一度一軒家を立て直したい」「中古マンションに移る」など様々です。
災害に遭うのは誰でも怖いものですが、再び歩き出す「勇気」と「希望」の一助となる。火災保険はそうした存在だと考えています」