代表格はパンジー・ビオラ
大寒もすぎ、心は春に向かいますね。
暖かな春に お庭やベランダを彩ってくれる草花があると、一層住まいが愛おしくなるように思います。
そこで今回は、
★冬から春に向けたおすすめの花
★お手入れ方法
について、
愛知県一宮市森本のフラワーショップ花結hanayuiさんにお話を伺います。
ココカラ:
暖冬と言われた今年ですが、とは言えまだ寒い日もあります。
そんな季節に始めるガーデニングで、オススメのお花はなんですか?
花結さん:
冬におススメのお花といえば、何と言ってもパンジー・ビオラがこの時期のガーデニングには欠かせない代表格ですね!
寒さに強く、開花期間が長く、冬から春まで楽しめます。
プリムラ系のジュリアンやポリアンサも、パンジー・ビオラと同じく、花色豊かで冬の庭先を華やかに彩ってくれます。
ココカラ:
パンジーやビオラは、お花に疎い私も知っています!
いろんな色のものがありますよね?
花結さん:
パンジー・ビオラ、ジュリアンは、どれも近年新しい品種のものが多く出回り、アンティークな色合いのものや、フリル咲、八重咲きと言った豪華で華やかなものなど、バリエーション豊富なのも魅力ですね。
お手入れも簡単で、霜のあたらない日当たりの良い場所で育て、こまめに花がら摘みをするとたくさんお花を咲かせてくれます。
シルバーリーフ、カラーリーフなどと寄せ植えすると素敵ですね。
人気のクリスマスローズ
花結さん:
クリスマスローズも、この時期の庭に欠かせない人気のお花です。
寒さに強く、鉢植えでも庭植えでも、丈夫で育てやすいです。
10月〜5月の生育期には表土が乾いたらたっぷりとお水を与え、夏は乾かし気味にします。
明るい半日陰くらいのところが好まれ、真夏の直射日光が長時間当たる場所は避けて育てます。
球根系は花芽付を
ココカラ:
個人的にはチューリップが好きなのですが、今から植えるのはもう遅いのでしょうか?
花結さん:
チューリップ、ムスリカ、ヒヤシンスなど、春に咲く球根系のお花は、植え付けの時期が11月頃なのでもう過ぎてしまっていますが、この時期に出回る花芽付きのものなら今から楽しめますよ!
鉢のまま戸外で育てるのも良いですが、室内で【水耕栽培】として楽しむのが、今人気です。
ガラスの器に根が浸るくらいのお水を入れます。
球根が水に浸ってしまうと腐ってしまうので、水の入れ過ぎには注意してください。
室内の暖房の効いていない涼しい場所での管理が最適です。
庭植え、鉢植えなどが難しいお住いの方にも、室内で気軽にお花を楽しんで頂けます。
ガラス花器がなくても空きビンでも、オシャレなインテリアアイテムにもなり、一人暮らしの若い方にもオススメですよ。
2年前、花結さんには寄植えを作っていただきました。
お手入れが下手な私でも「それなりに」見える状態を保ってくれているお花たち。
それぞれのプロに相談しながら、暮らしをもっと彩っていきたいものです。
<取材協力>
flowershop 花結 hanayui https://www.instagram.com/flowershop_hanayui/?hl=ja